三重県緊急事態措置ver.2 まとめ(教育関係)

三重県は、5月7日からの新型コロナウイルス感染症拡大阻止策として、「三重県緊急事態措置」ver.2 を発表しました。

感染者数が少ない、医療体制の充分な確保ができていることから、条件つきにはなりますが、制限が緩和されます。

発表された文章が長いので、気になる点をピックアップして、ご紹介します。

 

【学習塾等】

学習塾、音楽教室、カラオケ教室などが対象。
基準は施設の広さ(床面積の合計)となります。

1,000平米メートル超

【休業要請の対象】
施設の使用停止及び催物の開催の自粛要請

100~1,000平米メートル

【協力要請の対象】
施設の使用停止及び催物の開催の自粛など適切な対応

100平米メートル以下

【休止を要請しない】
営業を自粛していただきたいが、様々な事情から営業を継続する場合には、適切な感
染防止対策及び県外からの訪問客の利用をご遠慮または延期していただくための対策について協力を依頼


県外や不特定多数の参加は難しいですが、地元(県内)で、生徒の身元が、はっきりしていれば、再開は可能と判断します。

【参考資料】
100平米は、約61畳分の広さ。一般的なコンビニの売り場面積に相当。

 

【文化施設・社会福祉施設】

保育所、学童クラブ、学校は、感染防止対策が必須ですが、休止を要請しない対象となりました。

保育所・学童

休業要請から外れるので、休業、再開は、各市町村の判断になるでしょう。また、引き続き、家族での対応が可能な家庭については「利用の自粛を要請」ともあります。

 公共施設

休業要請から外れるので緩和される方向ですが、「県外からの訪問客の利用自粛を協力依頼」とあります。訪問客の線引きが難しいため、実質、休業が延長されると思われます。各施設の判断になるでしょう。

対象施設:
博物館、美術館、図書館、体育館、陸上競技場、野球場などの運動施設等

学校(大学のぞく)

休業、再開は、文部科学省の方針、また各市町村の教育委員会の判断になるため、ばらつきが出るかもしれません。

感染者数の少ない自治体では、すでに7日から再開してる学校もあり、愛知県でも6月から分散登校する報道もあります。

休校開始から、長いところで2ヶ月経過します。保護者の負担も大きいですが、子どもへの生活習慣の悪影響は、かなり大きな問題です。

三重県内でも、市町村によって感染者数がゼロのところもあり、再開する日程は、バラバラになるのかもしれません。(休校開始もバラバラでしたので)

また県内だけでなく、全国的に教育格差も深刻になっていきます。

休校中の対応も様々で、

  • プリント配布
  • テレビ(教育番組)の活用
  • ネットアプリの活用
  • オンライン授業

など、すでに学力差は、ついてきてるでしょう。現在、国もオンライン学習の対策にむけて、開発を急いでいるようですが、全国に普及させるのは時間がかかりそうです。

 

まとめ

大人も、もちろん大変ですが、社会に免疫のない子供たちを、どう支援していくのか、各自治体の対応に注目します。また休業、休校などで、家族で過ごす時間が長くなっていると思います。子どもの模範となる行動(言動)を大人がしないといけませんね。(子どもはよく見てますよ)

 

引用:
三重県新型コロナウイルス感染症特設サイト
https://www.pref.mie.lg.jp/covid19.shtm

【本冊】三重県・新型コロナウイルス感染症緊急事態措置ver.2
https://www.pref.mie.lg.jp/common/content/000888653.pdf

【別冊】三重県・新型コロナウイルス感染症緊急事態措置(休業協力要請)ver.2
https://www.pref.mie.lg.jp/common/content/000888653.pdf

 

 

三重県の新型コロナウイルス感染症に関連した肺炎に関する電話相談窓口

引用元:
新型コロナウイルス感染症についてのご相談等(個人の方)
https://www.pref.mie.lg.jp/YAKUMUS/HP/m0068000066_00003.htm

1.開設時間
9時00分から21時00分まで(土曜日・日曜日・祝日も対応)

2.設置場所と電話番号
(1)保健所
・桑名保健所   0594-24-3625
・鈴鹿保健所   059-382-8672
・津保健所    059-223-5184
・松阪保健所   0598-50-0531
・伊勢保健所   0596-27-5137
・伊賀保健所   0595-24-8070
・尾鷲保健所   0597-23-3428
・熊野保健所   0597-89-6115
・四日市市保健所 059-352-0594
(2)三重県庁
・医療保健部薬務感染症対策課
059-224-2339(専用回線)

聴覚に障がいのある方をはじめ、電話でのご相談が難しい方は、医療保健部薬務感染症対策課宛てに
FAX又はメールにてお問い合わせください。
FAX:059-224-2344 / メールアドレス:yakumus@pref.mie.lg.jp

3.その他の相談窓口
・厚生労働省
電話番号    0120-565653(フリーダイヤル)
受付時間    9時00分から21時00分まで(土曜日・日曜日・祝日も対応)

※回線が混み合っている場合は、電話がつながりにくくなりますので、ご了承ください。

この記事が気に入ったら フォローお願いします!